にこにこブログ

2024年8月28日

食事の様子

 にしみやいち保育園では、楽しく食べること1番に考えて食事をしています。

 1・2歳児クラスのお友達は、食前に自分が使うトレー、食具、口拭きタオル、エプロンを準備して、好きな席に座ってます。

 食事中は、意欲的に食べる姿が見られます。「おいしい」「ぴかぴかー(お皿の中に食べ物がない状態)」と嬉しそうにしています。一方で、苦手なメニューには、なかなか手伸びません。しかし、無理強いすることなく、「一口食べてみる?」「これを食べると元気が出るよ。」など声掛けをしています。食べるか食べないかはあくまでも子どもたちが決めることですが、保育士の声掛けや友だちがおいしそうに食べているのを見て、食べて見ようと口に入れる姿もあります。苦手なものを口に入れただけで素晴らしいことです。

 食べ終わると、お口を拭いて、口拭きとエプロンをかごに入れます。

 入園進級から半年で、食事への興味が出てきた子、食具の使い方が上達した子、集中して最後まで自分で食べられるようになった子等、一人一人の成長をとても嬉しく思っています。

 0歳児クラスの食事の風景も、入園進級から半年が経ち、随分と変わってきました。

 以前は、離乳食を食べさせてもらっていました。しかし、今は、手づかみ食べ中心ですが、自分で食べています。「手づかみ食べ」は、食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び口に入れるという目と手と口の協調運動であり、摂食機能の発達の上で重要な役割を担っています。また、この時期は、「自分でやりたい」という欲求が出てくるので、「自分で食べる」機能の発達を促す観点からも、「手づかみ食べ」が重要です。手づかみ食べを経て、スプーンの練習をしている子もいます。2歳くらいまでは手づかみ食べが続きますので、スプーン食べと併用しつつ焦らずにじっくり取り組んでいきたいです。

 子どもたちが、食事を楽しめるよう、保育士が「おいしいね」と声をかけながら、楽しい雰囲気での食事を心がけています。